理工学の学部生と大学院生の違いを知らずに就活に望むと危険なため、この記事で周囲の大学院生はどのように内定を貰ったかお伝えします。
教授からは大学院を勧められるけど学部で就職しようか迷ってる方、また大学院生の就活ってどんな感じなのか気になる方に向けて大学院生の就活に焦点を当てて紹介します。
私は去年まで大学院生で就活をしていたため、同じ大学院生約3名の就活内容も合わせて具体例として紹介します。

就職先の業種が全く異なる
◆学部生の場合
営業・設計・SE・インフラなど様々な業種
◆大学院の場合
研究職・設計・インフラが多い
違いが生じる理由
- 研究をしきた実績を買われること
- 研究者希望が多いこと
どちらの場合でも職種は自由だが、2020年では学部生で研究職に就ける企業は少ないため認識しておくことは重要。
気になる方は説明会や面接時に話を聞くことで、やりたい職種に就けないなどのミスマッチを防げるからだ。
(例. 研究職の学部生と院生の比率を教えて下さい)
志望企業の数
ここではマイナビなどのエントリー数でなく、面接を行った企業数を記載。下記が内定までに受けた企業数である。(同じ学科の後輩や同期約20名のヒアリング結果)
学部生の場合
5~20社
大学院生の場合
1~10社
差が出る理由
- 推薦(大学・教授)
- インターン
- 研究で就活の時間が取れない
院生は受けている企業数が少ないため早くに就活を終え、研究をしている人が多い。
また、推薦を使う人も多く、1社あたりのESや面接対策に時間を掛けている人が多い。
具体例①
三菱○学に内定したYさん
選考 : ロボット関連
受けた企業数 : 3社
ゼミに来る就職案内から、飲み会➡面接➡内定
飲み会である程度話せることやゼミに案内が来なければ難しい。
本番の面接までに2社面接練習を行った。そのため3社の就活で幕を閉じた。
具体例②
オリン○スに内定したIさん
選考 : 材料関連
受けた企業数 : 6社
冬の1週間のインターンに参加後、面接➡内定
インターンの活用により就職を有利に進めている。しかし、インターンから面接までの期間が空いたことも有り、他の企業を受けていたため6社と多めの結果となった。
企業によってインターンによるアドバンテージが得られない場合もある。無駄なインターンにしないためにも、確かな情報を集めることが重要である。
具体例③
ソ○ーに内定したAさん
選考 : 電気回路関連
受けた企業数 : 5社
推薦やインターンを使用せずに就活を行う。しかし、OBから面接時のポイントや注意点を聞くなど要点を抑えることで内定を貰っている。
OB訪問でなくとも、同じ大学の先輩からの情報はとても貴重なため収集は確実に行うことが大事である。
まとめ
大学院生の就活に焦点を当てて紹介しました。
人によって就活スタイルは異なるため、自分の行きたい企業の研究はやり尽くしましょう。
また大学や研究室のコネなどによってスタート地点がが違うことがあるため、同じ大学の先輩や同期からの確かな情報を漏らさずに就活を乗り切りましょう。
以上
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